Memorial 三都20周年祝の御神輿

2019年9月16日に、20周年を迎えた三都物語をお祝いして、御神輿を作りました!
ざっくりですが制作メモを残しておきます。

神輿への道

■はじまり

2018年の9月、三都物語が来年20周年なことを知り、これはお祝いせねばと計画を練るマッハきのこ山。
三都50回記念の時には段ボールで大きなケーキを作りました。
同じことをやるのは芸がない、何かもっとめでたい感じの…。御神輿とか!え、御神輿って作れるの?
むい「作れるよ」

>>御神輿は!作れる!!<<

時が経ち2019年夏、デザインをざっくり決めて完成図をイメージ。
制作作業には広い場所がいるので和久家の部屋を借りることになり、材料を買い集め、
とうとう作業日がやってきました…!


■9月1日、和久家に集結

お借りする和久家の和室にブルーシートを敷き、作業場とさせてもらう。
(和久一家はこの日部屋を空けるため、子供を連れて丸一日お出かけしていました。感謝…!!!)
むい、東山、更にブルーさんとさやかさんがお手伝いに来てくださり、4人で作業開始!
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むいとさやかさんで本体を担当。
土台、本体の段ボール箱とサイズを合わせて、屋根を作成。2人がかりで着々と形が作られてゆく…。
その横で小物担当のブルーさんと東山は、100均のスノコを切って組み合わせ、神輿の柵を作ります。


↑スノコを半分にカットし、さらにそれを真っ二つに。

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ノコギリを引きつつ、これぞ日曜大工…としみじみする。
位置合わせのために土台、本体、屋根、柵の仮組をしてみると、なかなかいいサイズ感!


↑おおよその形が出来てきて楽しくなってくる。

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小物班は、更に鳥居作りへ。
鳥居は木片とフォトフレームで作成しています。
木片に切り込みを入れ、フォトフレームをはめこむ作業。再びノコギリタイム。


↑こうなって


↑こうじゃ

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鳥居の前の階段は、木片を積んでいい感じに段差を作成。


↑後ろ側は鳥居を置く段差。


↑仮組。いい感じでは!?

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全体のバランスいいね!これでOK!
というわけで、土台の箱に柵を差し込むための穴を開け、小物はボンドで組み立てへ。
本体、屋根、土台、担ぎ棒は、むいの持参した絵具で黒に塗ります。
この絵具がすごい…!塗っただけで、つやつや!綺麗な黒!


↑屋根を塗って乾かしているところ。元が段ボールには見えない綺麗さ。

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乾かしている間にちょっと一休み。
絵具が乾いたところで、もう一回組み立ててみます。


↑……思った以上に重厚感があるな…?

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当初は屋根の上に『三都』と書いた金の扇を乗せようなんて言ってたんですが、
本体があまりにも立派に出来たがゆえ、扇をつけると急にギャグみたいになってしまう事態に。


↑なんだろう、このちぐはぐ感

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ひとまず屋根の上はあとで考えるとして、本体と屋根に貼る紋章を切り抜く作業に移ります。
ここでヒカリバヤが合流!
紋章たちは、ブルーさんが御神輿っぽく配置&デザインしてくれたもの。
これを印刷したものを金画用紙に当て、カッターで切り抜いていきます。
ヒカリバヤとブルーさんが切り抜きをし、残り3人は御神輿を更にそれっぽくしていく作業。
屋根の四隅にライオンボードで飾りをつけたり、担ぎ棒を持ち運べるようにしたり…とやっているうちに、和久一家ご帰還!
待ってー!!今片づけるからーー!!と慌てて部屋を綺麗にする一同。
残っているのは紋章の貼り付けと飾りをつける細かい作業なので、近所のブルーさん家へ移動して続きをやることに。
作りかけの神輿と材料を抱えて夕方の町を歩きます…。
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ブルーさん家へ到着し、いよいよ紋章の貼り付け。
ここはやはり、ソウルイーターから…!


↑さやかさん命名、『ソウルイーターの儀』

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これは素敵!幻水の御神輿になってきましたよ!!
うきうきしながら作業を続けます。


↑ソウルイーターの反対側は黎明の紋章


↑その下に、ティアクライスのトビラ


↑ソウルイーターの下には五行の紋章を

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むいが残りの切り抜き、東山が紋章を貼り付け、さやかさんが紅白紐と鈴をつけていく中、
屋根の上をどうしようという話に。本当は鳳凰がつけられたら一番かっこいいんだけど…。


↑写真を撮り忘れたのですが、側面は罰の紋章と始まりの紋章です。

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ブルー「ちょっと待ってね、今鳳凰作ってみてる…」

他3人「「「????」」」

気が付くとブルーさんの手には鳳凰が生まれていました。自分でも何を言っているのか分からない。
作業しつつ突然のことに驚きを隠せない我々。

東山「えっ、ブルーさん…??」
さやか「鳳凰できてる…!!」
むい「ブルーさん何か降りてきてるんじゃ…?お祓いへ行った方がいい」
ブルー「お祓いwww」

そして鳳凰も無事降り立ちまして…


↑うわぁぁぁぁぁ御神輿だ!!!!!

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こうして出来上がった御神輿は、当日皆様に遊んだり撮影したり担いだりしてもらえました!
ありがとうございましたーー!!


↑当日は、『祝 三都物語二十周年』のリボンがつきました。


↑御神輿の横には小道具のお賽銭箱も。


↑はじまりの紋章はこんな感じ。


↑元気にはばたく鳳凰


↑背景の紅白幕は、三都主催様が用意してくださいました。めでたい!


↑アフター会場では、ぬい撮影場所に。


↑わっしょい!!!

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大人5人の本気の工作、とても楽しかったです。
紋章のデザインや鳳凰を生み出してくれたブルーさん、
数々のアイデアで神輿のクオリティを上げてくれたさやかさん、本当にありがとうございました!!

さやかさんの御神輿作成レポはこちら!

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【神輿の材料】
・段ボール箱(土台、本体、屋根)
・金画用紙(ふち、紋章部分、鳳凰)
・100均すのこ、写真フレーム、積み木(柵と鳥居)
・紅白紐、鈴(飾り用)
・ライオンボード
・グルーガン
・ボンド
・杉加工材 約18mm×18mm×1820mm×3本(担ぎ棒と横木)
・ブルーシート 1.8m×2.7m×2枚
・木ねじ 3.5mm×32mm(担ぎ棒と横木を止めるのに)
・釘と金具(担ぎ棒を持ち運べるようにしたため、それを止める用)
・つやぴか絵具 黒、金


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